「ちょっとリッチに」がコンセプト。ポイント交換サイトで急成長

株式会社ちょびリッチ

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vol.1 個人運営の急成長サイトが誕生した背景とは

ショッピングモール事業を中心に、ネットとリアルの双方でポイント交換サービスを提供する株式会社ちょびリッチ。代表者の斎藤氏に起業までの経緯や、今後の事業展開、求める人材像についてお話頂きました。

株式会社ちょびリッチ 代表取締役社長斎藤利春

いつぐらいから起業を意識したのでしょうか。

 実家が商売をしていて、子供の頃から、将来は自分も商売をやりたい、という思いを持っていました。実家は、居酒屋や飲食業を営んでいるのですが、家を継ぐという発想はあまりなく、違うことで勝負がしたいという漠然とした考えがありました。学生のときは何をやるのか特に決まっていなかったため、まずはお金の面に強くなりたいと思って、経理職として就職し、8年間サラリーマンとして修行をしていました。入社したのは、電線メーカーでしたので、今の事業とはまったく関連がない分野です(笑)。

その後、現在のビジネスを始めるきっかけは何だったのでしょうか。

 30才までには自分で商売をやりたい、と思っていたのですが、なかなか始めるきっかけがありませんでした。会社の仕事にも慣れ、力もつけてきたし、このままでも良いのではないかと、ふと思うこともありました。一方で、無理矢理にでも理由をつけないとこのままズルズル流されてしまうのではないかという焦りもあったんです。そのようなモンモンとした思いを抱いていたのが2002年。世間は、日韓共催のワールドカップで大変盛り上がっていたことは記憶に新しいですね。
 私自身、サッカーをやっていましたし、ワールドカップを観戦しに行きたいという遊び心も手伝って、この大イベントが開催される年を「自分の区切りの年」と捉え、それまで勤務していた会社を退社し、起業することを決意しました。
 当時は、小資本でスタートすることができるインターネット関連のサービスを提供しようと、3つの事業アイデアを考えていました。一つ目は、チャリティオークションサービス。二つ目が、実家である長野の地域情報サイト。三つ目が、アフィリエイト型のショッピングサービスです。一つ目は社会的意義が高いように思えたのですが、儲からない。地域情報サイトは、創業を手伝ってもらおうと考えていたパートナーの反対意見により却下され(笑)、三つ目のアイデアを具体化し、事業をスタートすることになりました。
 2002年頃から、国内のインターネットショッピングの利用者数が大きく拡大し始めていて、EC市場は急成長が見込める市場として有望視されていました。自分自身もネットを通じて色々なものを購入していたこともあり、毎月山のような請求書が届いては愕然としていました(笑)。そのおかげもあって、ショッピングサイトが独自に様々なポイントを発行していることに気づいたのです。しかし、欲しい商品(景品)と交換するには微妙に足りなかったり、欲しいモノ自体がなかったりと、各ショッピングサイトでたまったポイントを活用することができなかったのです。
 自分自身がユーザーとして不便を感じていましたので、インターネットショッピングで還元されるポイントの共通化を図ることで、利便性を高める仕組みを創ろうと考え、現在につながっています。

サービスを立ち上げた時のエピソードを教えてください。サービスを立ち上げた時のエピソードを教えてください。

 創業した場所は、実家の居間です(笑)。個人事業として独りで始めました。アフィリエイトサービスプロバイダーさんとの取引上、法人格であることが求められましたので、資本金100万円、合資会社マイスタイルとして創業しました。
 私自身はシステム開発やウェブデザインの経験がなかったので、サービスをオープンさせるために、お金が要りました。と言っても、大きな資本をバックに起業したわけではありませんでしたので、安価でシステム開発に協力してもらえる人を探す必要がありました。
 知人をたどって、カナダでSOHOをされている方にご協力頂けることが出来、オープンにこぎつけることができたのです。
 サービスの設計にあたっては、私一人で運営できることを大前提にしていましたので、効率的でローコストなオペレーションで回る仕組みにしようと考えました。そのため、ECサイトを運営する企業を束ねているASP企業との提携戦略を取り、営業負荷がかからない形式を取ったのです。ユーザー向けの戦略としては、リピーターになって頂くためにポイントを活用したら良いだろうと考えました。さらに、ポイントをどこでも使えるようにすることが大きなユーザーメリットになると自身の経験から感じていましたので、ネット銀行を活用して日本で初めてポイントを換金できるサービス、というウリでオープンさせることに決めました。
 期待に胸を膨らませ、サービスをオープンさせたわけですが、1ヶ月目の収益は、なんと13円。本が1冊売れただけでした。計画では初月から20~30万円を予想していたので、さすがに焦りましたね。ただ、1ヶ月間運用してみて手ごたえはつかんでいましたので、改善できるところは改善し、2ヶ月目からは20万円ぐらいの収益があがるようになり、その後はユーザー数の増加に伴って売上が伸び、利益を計上できるようになりました。
 「ちょびリッチ.com」は、アフィリエイト型のサービスです。当時のシステムは、成果承認の作業を必要としていました。ユーザー数の増加、収益の拡大で嬉しい反面、承認作業の業務ボリュームが急激に増え、毎日、深夜遅くまでパソコンとにらめっこしながら、承認作業に忙殺され、極度の睡眠不足に悩まされていましたね(笑)。

メディアとして急成長することになった転換点はいつ頃でしょうか。

 サービスを立ち上げてから、丸2年ほどは、システム改善やサイトのデザイン等を知人にお願いしたり、運営やオペレーション業務をアルバイトさんに手伝ってもらったりしながら、個人事業として運営していました。2004年初頭から、地元の長野から東京に出る機会が増えたことや、個人でやるには限界を感じていたこと等、いくつかの要因が重なり、東京に進出して、会社組織として更なる成長拡大を目指したいと強く思うようになっていったのです。そこで、2004年の8月、株式会社マイスタイル(旧社名)を設立し、東京の中野にマンションの一室を借り、事業拡大に向け新たなスタートを切りました。
 メディアとして急成長し始めたことを実感したのは、会員数が30万人を超えた2005年6月あたりからです。クチコミが増えたことで一気に会員が増えていきました。2005年1月にYahoo! Web of the Year 2004「懸賞・得するサービス部門」に入賞し認知が広がったことや、成果承認に1ヶ月ぐらいかかっていたところをリアルタイムでポイントを還元するシステムに変更したこと、また当時ブログが流行しインターネット上での情報発信が盛んになったこと等の影響もあったと思います。うまく時代の流れや背景を捉え、波に乗れたことがメディアの成長を後押ししてくれました。

(vol.2に続く)

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